肉離れ
肉離れは、急激な運動の負荷などによって筋繊維が断裂した状態であり、非常に激しい痛みや腫れを伴います。
筋肉が過度に緊張していると、柔軟性を失った筋肉は切れやすくなってしまい、肉離れを起こすリスクが高くなります。筋肉が緊張を起こす原因はさまざまで、水分不足や冷え、疲労やストレッチ不足などが緊張を引き起こします。
当院では、肉離れといったスポーツによる怪我の対応も行っています。「放っておけば自然に治るものだろう」「たいしたことはないだろう」と思っていると、症状がひどくなることが多いです。
一時的に自然に痛みがなくなったとしても、その後ずっと不調を繰り返す、ということも珍しくありません。
より早く、よりよく身体を治すために、これからのスポーツをよりよいものにするため、まずは当院へお気軽にご相談ください。
捻挫
捻挫は骨と骨をつなぎ関節を支える靱帯と呼ばれる部分が損傷することで引き起こされます。捻挫が起こりやすいのは足関節と言われ、スポーツ外傷の中でも一番多いのが捻挫とも言われています。
「捻挫くらい、放っておけば……」と思っていると、思いがけない悪化や、治りにくい足の癖など、さまざまな不調に発展するかもしれません。
当院では、徒手療法や超音波・ハイボルテージ治療器具などを用いて捻挫のケアを行うと同時に、怪我をする以前に比べてもよりよい状態を目指して治療を行います。
オスグッド
オスグッドとは、オスグッド・シュラッター病と言われ、中学生や高校生に多く見られる膝の痛みを伴ったスポーツ障害です。
原因は、成長期に骨と筋肉の成長速度のバランスが崩れ筋肉が骨を引っ張ってしまう(剥離させてしまう)ことにあります。
そもそもバランスが崩れる原因は、過度な運動により筋肉に過伸張と過収縮が繰り返され、負荷がかかりすぎることで発症するスポーツ障害です。
再発のリスクもあり、しゃがむだけでも痛いなどが症状の一番強い状態です。
当院では、オスグットの原因となるお子様の身体の成長に寄り添いながら、ただ症状を治すだけではなく、今後のスポーツにとってよい状態を目指して治療を行います。
サッカーに多い障害・外傷
サッカーで多い怪我は、足首(足関節)の捻挫です。
特に外くるぶしの前にある前距腓靭帯という靭帯を痛めるケースが多く、ジュニア期では外くるぶしの骨が剥離骨折を併発している場合もあるので注意が必要です。
足首周りには体のバランスを保つために、一種のセンサーのような役割を持つ組織がたくさんあります。
捻挫によりセンサーが機能しなくなると、体全体の微妙なバランス感覚が狂い、肉離れや足関節捻挫の再発の原因となることも多いです。
また世界的にサッカーをプレーする選手に多い障害としてグロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)があります。
中田英寿、小野伸二、カカ、ジダン、ロナウドなどもこの症状をもっていたため引退に近づいたとも言われています。
偏った早くて強いインサイドキックや内転筋(内ももの筋肉)と腹筋のバランスの乱れなどが原因とされていますが、捻挫や肉離れなどを繰り返し、運動協調性に問題があるままプレーしたことも要因の一つだと考えられています。
当院では、サッカーをプレーする方のサポートを特に強みとしています。
〜代表的な外傷・障害〜
- 足関節捻挫(フットボーラーズアンクル)
- 肉離れ
- シンスプリント
- オスグッド
- セーバー病
- ジョーンズ骨折
- グロインペイン症候群